「新駅問題から千曲市政を考える市民の会」は、当初の目的が達せられたことから、平成30年4月30日をもって一旦解散することとし、引き続き民主的な市政、市民に開かれた市政に向けて、市民の立場から問題提起をしていくため、「千曲市政を考える市民の会」として、改めて存続することにいたしました。
これまでのご協力にお礼を申し上げるとともに、引き続き、多くのご支援・ご鞭撻を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
→ 詳しくは、「当市民の会について」のページをご覧ください。
平成4月30日(月・振替休日)の午後2時より、戸倉創造館の創作室において、「新駅問題から千曲市政を考える市民の会」による最終報告会を開催します。
平成30年2月26日に「北陸新幹線新駅誘致期成同盟会」の総会が開催され、平成30年3月31日をもって解散することが決まりました。総会に提出された市からの「解散議案」に対しては、会員から反対の意見が出され、顧問等を除いた44人で起立採決が行われ、解散に賛成が25人、反対が12人となり、賛成多数で解散の原案が可決されました。
また同日、千曲市では、これまで新駅誘致運動のために支出した経費は、約 8,400万円であることを発表しました。
北陸新幹線新駅誘致期成同盟会では、2月26日(月)午後2時より、千曲市更埴文化会館(小ホール)で、総会を開催します。
【議事予定】
1.平成29年度事業報告及び決算について
2.期成同盟会の今後について
市として新幹線新駅誘致運動にいったん区切りをつけることにした件について、市と市議会が合同で、市民の皆様への説明会を開催いたします。
平成30年 1月24日(水)午後7時~ 戸倉創造館 大ホール
1月26日(金)午後7時~ 更埴文化会館 小ホール
信濃毎日新聞によると、昨年12月13日・14日に、千曲市議会議員に対して記名式アンケート調査を行ったところ、22人中14人から回答を得た。結果は、半数を超える13人が誘致を「断念するべきだ」とし、市長の表明を「評価する」とした。しかし、1人は「評価しない」とし、誘致を「断念するべきではない」と回答した。理由は、断念表明は「拙速」で、JRから「技術面(の問題)と大げさな予算を提示され、どう喝された」と記している。
→ 千曲市議過半数も「断念l 新幹線誘致 本紙意向調査(信濃毎日新聞、2018/1/10)
12月13日の千曲市市議会(12月定例会)において、先に当会が提出した請願に つい ての審議が行われました。会議の前日に、千曲市議会事務局からなされた当会への連絡では、『請願人に発言 の機会は無い』こと、『会議 は明日16時から開催 される』とのことでした。しかし、実際の審議は14時15分より開かれ、当会メンバーが訪れた16時には終了しており、請願人が欠席の中で審議が開催されたのみならず、当会のメンバーは一人も傍聴することが出来ませんでした。
この様な事態に至ったことは、請願人として強い憤りを覚えると同時に、千曲市議会と市民との信頼関係を著しく損なうものです。そこで、なぜこのよう な事態が生じたのか、真相を質すべく、当会より市議会に対して「抗議文」を提出することに致しました。
12/13(水)14時過ぎより、千曲市議会において、本会提出の「新駅誘致活動の終了と市財政支出差し止めに関する請願書」について、請願人への通達を行わず、請願人不在にて議案審議を行い、継続審議と決しました。
請願した2点のうち、以下の赤字部分(『一切の市財政支出を認めない』とする箇所)の継続審査が必要とされたとのこと。今後も永続的に、何かしら誘致推進派への助成を続けていく道筋が残されることを危惧します。
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1.JR東日本の最終回答を受け新駅誘致活動の一切を終了する。
2.新年度(平成30年度)の新駅誘致活動に関する一切の市財政支出を認めない。
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新駅誘致活動に一貫して反対を唱え続けてきた大澤洋子議員ほか、合計10名の議員が、新駅誘致に関して一般質問を行いました。
→ 資料室『H29年12月市議会一般質問』
12月5日午前10時、千曲市議会「第4回定例会」の開会の冒頭、千曲市の岡田市長は、『新駅誘致活動を断念する』考えを発表しました!
岡田市長の市議会での発言内容は、以下のページでご覧いただけます。
→ 資料室『市長「誘致断念」市議会での発言内容』
マスコミ報道
2017年12月5日から17日間の日程で、平成29年第4回(12月)千曲市議会定例会が開催されます。一般傍聴が容易に可能なのは、12月11日(月)から13日(水)までの本会議(一般質問)です。最終日の13日には、議案審議も行われます。新駅誘致に関して、どの様な質疑が行われるのか、ぜひ注視ください!
→ 千曲市市議会の情報へ
11月21日(火)、新幹線新駅誘致活動等の中止を求める「申し入れ書」と「請願書」を、岡田市長に対して千曲市企画政策課に、千曲市議会に対して和田市議会議長に提出しました。
マスコミ報道
千曲市市議会議員を迎え、「新駅誘致について市民との対話集会」を開催しました。
日時: 2017年11月11日(土)午後3時から4時30分
場所: 戸倉創造館(2階、創造室)
→ 信濃毎日新聞『新幹線新駅反対の住民 千曲市会に誘致中止請願へ』(11月12日付け朝刊)
2017年11月8日付の信濃毎日新聞によると、前7日、JR東日本の冨田哲郎社長は、都内で開いた定例記者会見で、市が提案した2カ所について「技術的な課題上、設置は難しい」という見解を改めて示しました。冨田社長は、市からさらに要望があった場合は、技術面と併せて収入面や利用者数、他の駅への影響などを含め「また検討する」とも述べたものの、今回の2カ所については「設置は難しい」と強調。市によると、市内では提案している2カ所以外に、駅が設置できる場所は無いとのこと。岡田昭雄市長は7日、冨田社長の発言を受け、信毎の取材に対して、「市議会や新駅誘致期成同盟会とも相談して対応策を考えたい」と述べ、またJR側の回答については、専門家の意見を仰ぐ考えを改めて示したそうです。
2017年3月14日に、岡田市長らがJR東日本長野支社を訪れ要望書を提出。それから7か月半が経ち、ようやくJR側から、「技術的に困難」との最終回答が示されました。詳細は、資料室に掲載しましたので、ご覧下さい。
去る7月に、政務調査費を使って一志会・科野の会に所属する議員団により実施された視察に係る「白山駅視察報告」が提出されました。資料室に掲載しましたので、ご覧下さい。
石川県白山市では、平成23年度より、北陸新幹線「白山駅」の福井県・敦賀延伸に合わせて新駅を設置するよう活動してきましたが、この4月に新駅設置を断念し、期成同盟会も解散しました。